人口4億の国フェースブックの不安

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05/10/2010 by kaztaira

テックニュースブログ「マッシャブル」で面白い動画を紹介していた。

 

 エリック・クアルマン氏というソーシャルメディアの専門家が作った動画らしい。。同氏の著書「ソーシャルノミクス」の宣伝を兼ねて、そこで扱ったソーシャルメディア関係の各種統計を、次々に繰り出してくる。
 よく知られたデータもあるが、並べ方次第で、「なるほどそう言われると」というものも多い。例えば・・・
 「フェースブックは、『人口』では米国を抜き、中国、インドに次ぐ世界3位」
 フェースブックの公式サイトによると、利用者数は4億人。なるほど、人口3億人の米国よりも「大国」ということになるわけだ。
 「アシュトン・カッチャーとブリトニー・スピアーズは、スウェーデン、イスラエル、スイス、アイルランド、ノルウェー、パナマの人口よりたくさんのツイッター・フォロワーがいる」
 あわせて約970万人のフォロワーがいる2人は、この中で最も人口が多いスウェーデンの約920万人すら、追い抜いている。

 ソーシャルメディアの情報圏が、大国の規模にまで広がってきた、ということなのだろう。

 

 そして、そのフェースブックの「プライバシー問題」への批判が相次いでいる。
 利用者の属性や利用行動についての情報を、フェースブックが一方的に公開するようになった、として、一般利用者ばかりでなく、テックニュースブログ「ギズモード」や、「ワイアード」から、ニューヨーク・タイムズまでが、この問題を扱いっている。
 オンラインの人権擁護団体「電子フロンティア財団(EFF)」は、フェースブックのプライバシーポリシーの変遷を、わかりやすくまとめている。
 その議論を包括して、より大きな視点を提供してくれるのが、著名ブロガー、ジェフ・ジャービス氏のこのエントリー、「『自分の世界』と『ザ・世界』の混同」だ。
 いまソーシャルメディアの世界は、公開、共有の方向に向かっているのは間違いない。ただ、そこには越えてはいけない「一線」がある。それは、自分がコントロールできる世界(*a* public)とまったくコントロールの及ばない世界(*the* public)を隔てる「一線」だ、とジャービス氏は言う。フェースブックのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は、そこを見誤ったのでは、という見立てだ。
 情報は公開、発信するし、いろんな人たちと共有もする、だが、そこを自分でコントロールできなくなるように、一方的に強制されるのは絶対イヤ。ソーシャル時代のパブリック(世界)とプライバシーというテーマは、かなり奥行きがある。
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