携帯メールが少女を救った

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01/22/2010 by kaztaira

クリントン米国務長官が21日、「インターネットの自由」についての演説をおこなった

(「クリントン長官、反検閲姿勢を鮮明に 中国を非難」)
 ネットへの接続を制限し、検索結果から特定の内容を除外し、そして政治的な言論活動にかかわった市民のプライバシーを侵害する行為は、「世界人権宣言に違反する」とまで言って、事実上、中国政府を批判。さらに「グーグルへのサイバー攻撃について、徹底した調査と、その結果について明らかにすること」を改めて求めている。
 中国以外のネット規制の状況や、ネットの自由の恩恵と、その恩恵が、例えば国際テロ組織アルカイダにも及ぶという両面性についても述べていて、なかなか興味深い演説だ。
 この演説の冒頭と、最後に、ハイチの地震で助け出された少女のエピソードを紹介している。「携帯メールが少女を救った」と。

 どうも、元ネタはAFPのこの記事のようだ。

 

アリエルという7歳の少女と、34歳と50歳の2人の女性が、地震発生から100時間以上たって、倒壊した5階建てスーパーマーケットから救出された。そのきっかけは、スーパーの中から発信された、生存者を知らせる携帯メールだったというのだ。この記事では、携帯メールを誰が発信し、どうやって救助隊に届いたのか、詳しいことには触れていない。

 だが、ワイアードのこの記事が、その疑問に答えてくれる。
 記事が取り上げているのは「ウシャヒディ」という、ケニアの人権支援活動から派生したボストンのボランティアグループ。
 このグループが、現地からの救援要請を、携帯メールで受け付けるシステムを開発。そこに寄せられたメールを、1万人のハイチ人の協力で、現地のハイチ語(フランス系クレオール言語)から英語に翻訳してもらう。これを受けて、グループはGPSも活用して生存者の現場を特定するなどし、無料IP電話スカイプなども使って現地の救援隊に通知しているのだという。
 さらに、緊急度ごとに分類された被害状況は、地図上に落とし込んで公開している。
 自由なネットの力は、確かにすごい。
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