ネットの声はどう政治につながる

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02/05/2010 by kaztaira

昨晩は、報道機関にとっては「特異日」ともいえる、大ニュースがぶつかりあう状況だった。今日の朝刊をご覧になれば、なんとなくわかっていただけるだろう。

 主な記者会見だけでも、「小沢幹事長不起訴」の東京地検会見、さらに小沢幹事長本人、朝青龍の引退表明会見、「プリウス・ブレーキ不具合問題」でのトヨタ会見・・・。

newspaper

 

 そんな中、お誘いを受けて、昨晩はこんな催しを見ていた。「ネットビジネスイノベーション政策フォーラム キックオフシンポジウム

 村上憲郎・グーグル名誉会長、堂山昌司・マイクロソフト副社長、孫正義・ソフトバンク社長/ヤフー会長。さらに政府から内藤正光・総務省副大臣、近藤洋介・経済産業省政務官、津村啓介・内閣府政務官(IT戦略担当)、鈴木寛・文部科学省副大臣。

discussion

 主催者側の慶応からは國領二郎・総合政策学部長、金正勲・政策・メディア研究科准教授、折田明子講師。

 世の中一大事の晩。ユージャルサスペクツ(いつもの顔ぶれ)な方々ではあるが、どんな話をされるのか、興味もあって。
 シンポジウムには声明文があり、「イノベーションこそが成長のエンジンである」と。新しい技術やサービスの力を、国としての成長戦略に、具体的な政策としてつなげていく、という議論のようだ。
 「スマートグリッドの伝道師」村上名誉会長は、グーグルの省エネ・環境対応とスマートグリッドを紹介。「電源にささるものは、ネットにささる時代」と。つまり将来、電気が通っているものは、すべてグーグルにつながるということだろうか。
 堂山副社長は、世界最速で高齢化する日本は、パソコンを活用して、個々人の生産性、潜在能力を引き出していくことが必要。特に教育と医療の分野で、電子教科書、電子カルテの導入を、と話す。
 孫社長は、動画もつかえるような電子教科書は2万円でできると断言。1800万人の学生に配っても3600億円、八ツ場ダムは4600億円、と。スクリーンにうつっていた2万円の電子教科書、最近どこかで見かけた書類サイズの端末にすごく似ていたような、そうでもないような。
 政府側出席者、若い。内藤副大臣46歳、近藤政務官44歳、津村政務官38歳、鈴木副大臣46歳。みんな私より若い。すごいなあ。
 昨年末発表の「新成長戦略」めぐり、「スマグリ」「クラウド」など盛りだくさんなパワーポイントと説明が次々。こういうときの政府系パワポは、だいたいびっしり書いてあるから、目が痛い。
 第2部の討議では、ネットのまわりの「声」を、どう政治につなげるか、という話題に。「もう陳情の時代じゃないでしょう」と。
 そういえば、「グーグルの『2車線検索』とは」や、「ニュースが私をみつける」のようなものが発展し、「ソーシャル」な情報集約機能の精度が高まり、人の「声」が、「民意」のレベルになったりするんだろうか。
 去年12月に東大安田講堂の「ウェブ学会シンポジウム」では、「民主主義2.0」というような言葉を聞いた。そんな話になるのだろうか。「『初音ミク出馬』も? ネットが導く『民主主義2.0』」(ITメディア)と「まとめWikiページ
 でも、その情報集約のときに、知らず知らずに変な「物差し」差し込まれていたりすると、結構怖い。「物差し」は、全部つまびらかになっていて欲しい。
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