セスナ墜落とシリコンバレーの停電

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02/18/2010 by kaztaira

(UPDATED 11:50AM)

シリコンバレーの中心地、パロアルトが停電に見舞われているという。

 現地の17日朝、サンフランシスコ湾沿いにあるパロアルト空港から飛び立ったセスナが、直後、イースト・パロアルト市の住宅地に墜落。地元テレビ局KTVUのサイトに詳しい。
 セスナに乗っていたのは、シリコンバレーのベンチャー、テスラ・モーターズの社員3人。3人とも亡くなったという。さらにこの事故で住宅2棟が焼けたが、住民は無事だったようだ。
 テスラと言えば、電気自動車で知られる注目企業だ。「パナソニック、米の新興電気自動車メーカーに電池供給
 テスラはホームページに、CEOのエロン・マスク氏の事故についてのコメントを掲載している。
 セスナは墜落の際、送電塔にぶつかったのだという。このため一帯は、朝から停電が続き、復旧作業は同日夕(日本時間18日午前中)までかかるようだ。
 投資週刊誌「バロンズ」のブログでは、パロアルト在住の編集者、エリック・サビッツ氏が街の様子を刻々と更新している。停電はグーグルのあるマウンテンビュー市から、隣のパロアルト市さらに、スタンフォード大学をこえて、メンロパーク市あたりまで、シリコンバレーの中心部一帯に及んでいるらしい。街中の信号も消えているという。「スタンフォード大学の付属病院は自家発電でしのいでいるとの報道」とも。
 ツイッターでも、「#paloalto」や「#planecrash」などのキーワード(ハッシュタグ)で情報交換が続いている。
 テッククランチによると、この停電は、パロアルトの目抜き通り「ユニバーシティー・アベニュー」周辺にも及んでいる。
 ここは、趣味のいい雑貨店やレストランが集まる繁華街であると同時に、ネット系ベンチャー企業の集積地だ。人気交流サイト「フェイスブック」や、テッククランチ自身のオフィスもあり、少なくとも240社のベンチャーがこの停電の影響を被っているという。
 だが、ネット系企業のサーバーそのものは、多くは少し離れたサンノゼ市あたりのデータセンターにあったりして、サービスが止まったりはしていないようだ。フェイスブックもテッククランチも、アクセスはできる。
 そして、ベンチャー関係者は、停電の影響のない自宅からネットにアクセスしたり、ノートパソコンを持って、無線LANが使えるコーヒーショップに出向いたりして、難をしのいでいるようだ。
 私も5年ほど前、シリコンバレーに駐在していたときに、この目抜き通り近くにアパートを借りていたので、街の様子が目に浮かぶ。途方に暮れた技術者たちが、パソコンを手に、通りをさまよっているのだろうか。

 ネット社会と電力。その切実さが身に染みているのだろう。

UPDATE 11:50AM: パロアルト市のサイトによると、停電は日本時間午前10時45分に復旧したようです。

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