バズの「プライバシー」巡り提訴

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02/19/2010 by kaztaira

プライバシー情報流出への懸念から、批判を巻き起こしているグーグル版ツイッター「グーグル・バズ」。このブログでも、「グーグル・バズを無効にしてから」「消えたシュミット氏のプロフィール」で取り上げてきたが、この問題がついに訴訟に発展したという。

 サンフランシスコ・クロニクルの記事によると、訴えたのはフロリダの女性で、首都ワシントンとサンフランシスコの法律事務所が扱っているのだという。
 シリコンバレーにあるサンノゼ連邦地裁に17日、集団訴訟として提訴された。集団訴訟というと、グーグルの書籍検索サービスを巡る訴訟でなじみがあるが、「グーグル訴訟で新和解案 英米文化圏の作品に限定」、最近ではこんな問題でも。「トヨタ『プリウス』のブレーキ不具合、米国で初の集団訴訟
 (ちなみに、18日にはニューヨーク連邦地裁で、グーグル書籍検索の公聴会が開かれた。CENTなどが報じている。当初、昨年10月に予定されていたが、和解案見直しのため、延期されていたものだ。マイクロソフトや、日本ペンクラブなどが意見陳述をしたが、デニー・チン判事は、この日は何の判断も示さなかったようだ。これに先立ち、米司法省は、和解案が反トラスト法(独占禁止法)違反の可能性があるとして懸念を表明している)
 集団訴訟とは、共通の違反行為で損害を受けた人たちを代表して行う訴訟。「グーグル・バズ」がGメールに組み込まれているため、「すべてのGメール利用者を代表して」訴訟を起こしたとのこと。
 「グーグル・バズ」は、「コンピューター詐欺及び濫用禁止法」など複数の電子通信関連法規に違反している、との主張らしい。「バズ」によってプライバシー情報が流出するなら、それは「犯罪行為」にあたる、との解釈のようだ。
 すでに「消えたシュミット氏のプロフィール」で紹介したように、グーグルは、「バズ」について、問題点の改修を表明している。
 だが、利用者が納得の上でサービスを「オン」にする「オプトイン」ではなく、初期設定で決まっているサービスメニューを任意で除外する「オプトアウト」のままであることに変わりはない。
 このため、ネットの人権擁護団体「電子プライバシー情報センター(EPIC)」は、この提訴の前日、16日に、連邦取引委員会(FTC)に対し、「バズ」を調査し、「オプトイン」化を命じるよう求める申し立てを行っている。
 「米プライバシー擁護団体、『Google Buzz』をめぐりFTCに苦情を申し立て
 さらに、PCマガジンなどによるとカナダ政府のプライバシー・コミッショナー(監督長官)のジェニファー・ストッダート氏が17日、「バズ」がカナダのプライバシー関連法規に違反する可能性があるとして、グーグルに説明を求めたことを明らかにしている。

 ビジネスウイークが、これらの動きをまとめている。

 問題は尾を引きそうだ。
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