ツイッター圏、ニュースの広がり方

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05/01/2010 by kaztaira

そんなことを調べた研究があるらしい。

 マサチューセッツ工科大(MIT)の雑誌「テクノロジーレビュー」のブログに、こんな記事が出ていた。「ツイッターが『ニュースの未来』なワケ
 ジャーナリストのクリストファー・ミムス氏が、韓国科学技術院(KAIST)の研究結果を紹介している。「ツイッターとは何か? 交流ネットワーク? ニュースメディア?」。昨年7月の1カ月分のツイッターの書き込みを丸ごと解析したのだという。この時点での利用者数は4100万人以上(今は1億人を超えていて、毎日30万人以上の新規登録があるらしい)。その14億7000万にのぼるフォロー/フォロワー関係、約1億本の投稿、4000の人気の話題などから、「ツイッター圏」の状況を調べたのだと。
 米ノースカロライナ・ローリーで開かれていた「インターナショナルWWWカンファレンス(WWW2010)」で発表されたものだという。
 これが結構おもしろい。
 人のつながりといえば、地球上の赤の他人の2人は、知り合いから知り合いへ、6人を介することで間接的につながるという、スタンレー・ミルグラムの「六次の隔たり」が有名。それが、ツイッターでは平均4.12人だったという。利用者の94%は、「五次の隔たり」以下でつながっていて、ツイッターでは、実生活より他人同士の人間関係が「近い」ようだ。
 ただ、みんながフォロー/フォロワーで濃厚につながっているわけではないらしい。というのも、相互にフォローしているケースは22.1%どまりなのだと。さらに、利用者の67.6%は、フォローしている人からのフォローがゼロだという。「これらのケースでは、交流サービスというより、情報収集目的で使っているのだろう」との見立て。
 そして、転送(リツイート)効果。
 リツイートの35%は元の投稿の10分以内、55%が1時間以内に行われているという。そして、2度以上リツイートが繰り返された投稿は、加速度的に広がり、最終的に5回ぐらいまでリツイートが繰り返されるようだ。
 本当に、こだまのように広がってるんだな。
 そして、最初の投稿者のフォロワー数に関係なく、いったんリツイートされた投稿は、平均1000人の目に触れるという。
 その話題の85%以上が、速報ニュースや一般のニュース記事なのだと。
 「それが重要なニュースなら、ニュースの方が私をみつける(”If the news is that important, it will find me”)」という言葉を、以前のブログで紹介したことがある。
 ツイッターのようなサービスが、「ソーシャル(交流)」なニュースの「フィルター」になって、重要なニュースが、しかも「リアルタイム(同時進行)」で飛び込んでくる感じを、うまく言い表していた。
 その広がり具合を、こんな風に可視化されると、なるほどなあ、とストンと落ちる。
 ただ、「ニュースの未来」にたどり着くには、まだまだアイディアが必要だ。
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