グーグルTVと「三つの画面」戦略

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10/06/2010 by kaztaira

グーグルのネット対応テレビ「グーグルTV」が月内に発売される、と4日に発表があった。同社が5月に告知していたものが、いよいよ登場という訳だ。

 タイプは二つ。システムが内蔵されているソニー製のテレビと、HDMI端子で普通のテレビに取り付けるロジテック製のセットトップボックス。金額は公表されていない。
 スマートフォンやタブレットに使われるグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」が搭載され、ネットの閲覧ソフト(ブラウザー)も同社の「クローム」が使われている。つまりアンドロイド携帯などと同様に、アプリ(プログラム)をダウンロードすることで、様々な機能が追加していけるというつくりで、「大画面アンドロイド端末+テレビ」ということになる。
 提携が公表されているのは、CNNなどを持つターナー・ブロードキャスティング、NBC系列のニュース専門チャンネルCNBC、ケーブル局HBO、バスケットのNBA、さらにアマゾンとネットフリックスのビデオオンデマンド、ユーチューブとユニバーサルが立ち上げた音楽ビデオサイトVEVO、音楽配信のパンドラとナップスター、ネット放送局Blip.tv。さらに、新聞からはニューヨークタイムズやUSAツデー。そして、ツイッターのアプリも標準で載るという。テレビの画面を表示したままツイッターもつかえるため、いわゆる「ツイテレ」が一つの画面でできることになる。
 ロサンゼルス・タイムズによると、提携社にNBCを除くネットワーク局の名前がないが、ABC、CBS、FOXが運営する動画サイト「フールー」と交渉を続けているようだ。
 グーグルTVの専用サイトもオープンしていて、様々な機能を紹介している。
 リモコンには、アンドロイド携帯やアイフォーンを使えるらしい。専用アプリをダウンロードすることになるのだろう。携帯のコンテンツをTVに転送できたり、と端末・機器間の連携もポイントだ。
 従来のアンドロイドと同様に、グーグルTV向けのアプリ開発・配信も、アンドロイド・マーケットを介してオープンにされるようだ。
 ネット対応テレビでは、まださほどの広がりは見せていないようだが、アップルの「アップルTV」が先行する。グーグルTVの登場で、アイフォーン・アイパッド・アップルTV/アンドロイ携帯・アンドロイドタブレット・グーグルTVという、携帯+タブレット+TVの「スリースクリーン(トリプルスクリーン)」を連携させ、クラウドを絡めたプラットホームが、アップル、グーグルとも出そろう。
 放送と通信の融合が、モバイルからテレビまで、プラットホームとしては完了することになる。
 コンテンツを配信するメディア側は、各プラットホームを連携させたこのスリースクリーン戦略をどう組み立てていくのか。そんな局面に入った。
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