ビッグデータに舵切る米国

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04/02/2012 by kaztaira

米ホワイトハウスが3月29日にこんなプロジェクトを発表した。「ビッグデータ研究開発イニシアチブ

 2億ドルを越す資金を投じて、ビッグデータの推進に取り組むという内容。米科学技術政策局(OSTP)を中心に、国立科学財団(NSF)、国立保健研究所(NIH)、国防総省(DOD)/国防高等研究計画局(DARPA)、エネルギー省(DOE)、米地質調査所(USGS)などの組織が参加する。

 ビッグデータというと、ここ1、2年のターゲティング広告周りのバズワードのようなイメージもある。だが、実際にはネットの進化による情報爆発を受けて、テラ(兆)バイト、ペタ(1000兆)バイト、エクサ(100京)バイトといった単位のデータ処理をめぐり、様々な分野で始まった取り組みの総称だ。
 特にバイオなどの研究分野でこのテーマが取り上げられてきて、すでに2008年9月の雑誌「ネイチャー」では、ビッグデータ特集が組まれている。

米国のプロジェクトは参加組織の名称からもわかるとおり、かなり幅広い。

 科学全般のビッグデータ対応、そのための人材育成から、軍事作戦における状況判断、1000ゲノムプロジェクトによる膨大なヒトゲノムデータをアマゾンのクラウドで公開、地震発生頻度の解析・・・。

 それぞれの具体的なプロジェクトもここにまとめられている。

 こういうことは、シフトが始まると本当に早い。特にビッグデータは、クラウド・コンピューティングやモバイル、ソーシャルメディア、スマートグリッドなどと表裏一体の動きだ。データジャーナリズムもその一環といえる。

 日本はどうなのかと思っていたら、情報処理推進機構(IPA)から30日付けでこんな報告書が出ていた。「くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会報告書:つながるITがもたらす豊かなくらしと経済~ ビッグデータの価値と信頼 ~

 

 総務省でも活用方針を検討している、というような報道を見た気がする。
 ビッグデータ・シフト、日本でのスピード感はどれぐらいの感じなんだろう?

『朝日新聞記者のネット情報活用』

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